🌞夏に気をつけたい!家庭でも起こる「食中毒」のお話

こんにちは!
しばじクリニック 管理栄養士の西村です👩‍⚕️

今年は梅雨がとても早く明けましたね☀️
これから本格的に暑くなる予報も出ていますので、こまめな水分補給を意識してお過ごしくださいね💧✨

さて今回は、夏になると増えがちな「食中毒(細菌感染性胃腸炎)」についてお話しします🍱⚠️


🏠 実は家庭でも多い?食中毒の落とし穴

ニュースなどで「食中毒=外食で起きるもの」というイメージをお持ちの方も多いですが、
実は家庭内での食中毒もかなり多く発生しています!💥

お腹の風邪かな?と思っていたら、
実は食中毒だった…というケースも珍しくなく、
中には重症化したり、命に関わることもあるのです😢


🦠 夏に特に注意したい「6つの食中毒菌」とその対策

菌の名前注意すべき食材対策
🔺カンピロバクター鶏肉などの食肉全般中心部75℃以上で1分以上しっかり加熱🔥
🔺黄色ブドウ球菌手から感染(調理者)毒素は加熱しても無効!手洗いを徹底🧼
🔺病原性大腸菌(O-157)生肉・牛レバー生肉を扱った器具で他の食品に触れない🥩❌
🔺サルモネラ菌鶏肉・卵こちらも中心部までしっかり加熱🍳
🔺ウェルシュ菌煮込み料理(カレー・シチュー)作ったらすぐ食べる!保存は急冷→冷蔵庫❄️温め直すときは、かき混ぜながら、しっかり沸騰させてください。
🔺セレウス菌米・麺(ピラフ・チャーハン・焼きそばなど)こちらもすぐに食べるか、冷蔵保存を🌡️


 食中毒予防の【三原則】をご存じですか?🧠

厚生労働省が提唱している、家庭でできる予防の基本はこちら👇

1️⃣ 食べ物に菌をつけない
2️⃣ 菌を増やさない
3️⃣ 菌をやっつける(加熱・消毒など)

これだけでも、かなりのリスクを減らすことができますよ💡

🔍「厚生労働省 家庭内での食中毒予防」と検索していただくと、詳しい情報もご覧いただけます!


🤒 お腹の症状が気になるときは…

当院では、
腹痛・下痢などの感染性胃腸炎(細菌・ウイルス)の診療も行っています。
もし「食中毒かも?」と思ったら、お早めにご相談くださいね🏥

⚠️ 発熱のある場合は、受診前にお電話でのご連絡をお願いしております📞


それでは、暑さと食中毒に気をつけて、元気に夏を乗り切りましょう!🌻
ご質問などがありましたら、いつでもお気軽にお声かけくださいね😊