下痢
下痢とは
下痢とは便が水のようになり頻回に出ることを言います。
下痢は日常でよく起こる症状です。
短期間の下痢であれば問題はありませんが、長期に渡り下痢が続いているようであれば、病気の可能性があります。
下痢の原因とは
下痢の原因として食中毒などの感染症によるもの、食べ過ぎ、飲み過ぎなどによる消化不良でなる場合や食物アレルギー、薬の影響があります。
また、緊張や不安などの精神的ストレスも下痢の原因になります。
下痢に関連する疾患
下痢に関連する疾患は、以下の通りです。
過敏性腸症候群
過敏性腸症候群は、大腸カメラなどで特に異常は認めないもののおなかの痛みや張りなどの不快感、便秘や下痢などの便通異常が続く病気です。
潰瘍性大腸炎
潰瘍性大腸炎は大腸の粘膜にびらんや潰瘍ができる原因不明の病気であり、大腸のびまん性炎症性疾患です。
クローン病
クローン病は、口腔から肛門に至るまで、消化管の様々な部位に非連続性の炎症を引き起こす病気です。
便秘
便秘とは
便秘について、日本内科学会では「3日以上排便がない状態、または毎日排便があっても残便感がある状態」と定義されています。
毎日排便したとしても、残便感がありスッキリしない、お腹が張って違和感があるようであれば、便秘と考えられます。
便秘の原因とは
便秘の原因として挙げられるのが、無理なダイエット、水分不足、食物繊維不足、運動不足、ストレス、便意を我慢するなどがあります。
女性は、男性よりも便秘の割合が多いと言われています。
その理由は、生理前に増える女性ホルモンの一種が、大腸のぜんどう運動を抑える働きがあるためです。
便秘に関連する疾患
便秘に関連する疾患は、以下の通りです。
過敏性腸症候群
過敏性腸症候群は、大腸カメラなどで特に異常は認めないもののおなかの痛みや張りなどの不快感、便秘や下痢などの便通異常が続く病気です。
大腸がん
大腸がんは、大腸(結腸・直腸)に発生するがんになります。
良性のポリープが大きくなる過程でがんになる場合と、粘膜の正常な細胞ががん細胞に変化してがんになる場合があります。